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賃貸と持ち家。毎月6万払うなら土地・建物を購入した方が費用が抑えられるのでは?

Point

毎月6万や8万の賃貸マンション・アパートに住むより、土地と一軒家を購入して住んだ方が、長い目で見ると費用が抑えられるのではないか?と考える人は意外と多いのではないでしょうか。

賃貸と持ち家の費用を計算してみる

ざっくりとした計算になりますが条件として、比較するのは10年間、若い人の一人暮らしで1DKくらいを想定、エリアは南関東の都内近郊を想定したいと思います。

賃貸の場合

家賃はタイトルにあるように6万円として、1年で72万円。10年で720万円。更新料は2年に1度、家賃の1ヶ月分(6万円)として、10年で5回になるので30万円。

合計すると、10年でざっくり750万円かかります。15年で1,125万円。20年で1,500万円。

諸経費

敷金礼金は物件によってあったりなかったりするので、ここでは計算しやすいように敷金なし礼金なしとしています。また、1回くらいは引越ししたいところですが、ここでは省いています。

持ち家

SUUMOで検索してみると、埼玉県さいたま市桜区で「南与野駅 徒歩10分 31m²(9.37坪)の更地」が700万円という物件がありました。建ぺい率60%・容積率200%。

南与野駅埼京線です。池袋、新宿、渋谷、恵比寿などへ乗り換え無しで1本で行けます。池袋まで26分310円。

しかし、1DKの一人暮らしを想定しているので、31m²は狭すぎます。建ぺい率60%なので建物は18m²(5.44坪)までしか建てられません。5坪だと、だいたい10帖くらいでしょうか。

1DKとはそもそも、1部屋+ダイニング・キッチンという意味ですが、その他にもトイレとお風呂も必要になります。10帖だとトイレとお風呂のスペースが確保できません。容積率200%までOKなので、二階建てにすれば広さは確保できますが、それなら都内近郊ではなく、都内で土地を見つけて本気で終の住処となる狭小住宅を構想した方がいいと思います。

最低限の快適な住居環境となると、平屋で26.5m²(8坪)は欲しいところです。そうなると、44m²(13.31坪)の土地が必要になります。つまり、44m²(13.31坪)の建ぺい率60%が26.5m²(8坪)くらいということです。8坪だと、だいたい17帖くらいでしようか。

平屋にこだわるのは、10年か15年くらい経った後、本格的に老後を見据えた住まいを考えた時に、更地にして売って新しい土地と建物に移るにしても、現在の土地で2階建てに建て直すにしても、残して増改築するにしても最初は平屋の方が都合がいいからです。

また、計画の途中で病気をして生活がままならなくなるかもしれませんし、転勤、結婚、地域の周辺環境の変化などによって住宅ローンが残っている状態でローンの残りを任意売却で完済しなければならない状況になるかもしれません。あらゆるリスク面を考えてみても、平屋の方が良いと思います。

SUUMOでは坪単価を入力して実例を検索することができるのですが、選択可能な最低単価が30万円なので、坪単価30万円で算出します。プレハブ工法なら坪単価30万でもいけそうな気がします。

8坪 × 坪単価30万円 = 240万円

諸経費

毎年の固定資産税と、地域によっては都市計画税の出費が発生し、合わせるとだいたい毎年10万円くらいかかります。住宅ローンの手数料。土地によっては上下水道の整備費がかかるかもしれません。任意ですが自治会費。あとは、建物の維持費や保険など。

一軒家となると、太陽光発電と蓄電池の組み合わせも気になってきます。オール電化エコキュートにして、日当たりがいい場所なら売電を考えても良いかもしれません。

4つの工法

日本では主に次の4つの工法があります。

  • 木造軸組工法

    主に木の柱や梁といった軸組で支える、日本で最も主流の工法。柱や梁の位置、長さが自由に決められ構造的制約が少ないことから、デザイン、間取り、敷地などに対して柔軟に対応できるのが特徴です。在来工法ともいいます。

  • 枠組壁工法(2×4、2×6、2×8工法)

    フレーム上に組まれた木材に、構造用合板を打ち付けた壁や床で支える工法。北米で主流の工法です。断面サイズが2×4インチのものが多いので「2×4工法」と呼ばれています。

  • プレハブ工法

    工場で部材を生産し、それを建築現場で組み立てる工法。 使用する素材により「鉄骨系」「木質系」「コンクリート系」に分けられ、さらにボックス型ユニットまで工場でつくる「ユニット系」に分けられます。

  • 壁式鉄筋コンクリート工法(RC造)

    梁、壁、床などの形に合わせた鉄筋を組み、型枠で囲ってコンクリートを流し込んでいく工法です。一般的な工法の中ではもっとも高価といわれています。

結局どちらがいいのか

最初に比較の条件として10年と設定しましたが、10年で考えると賃貸の方が良さそうです。15年で考えるなら、賃貸だと年齢を重ねると共に収入が増えると生活水準のアップグレードも考えられるので、加えて15年の間に2回くらいは引越ししたくなることを考慮して家賃が7万、8万と高くなるかもしれません。そう考えると、計画的に持ち家の購入を考えるなら、10年ではなく最低15年後を見越して考えた方が良さそうです。

以上のことを踏まえると、早い段階から貯蓄をしている20代半ばの人で安定した収入があるならば、賃貸より持ち家の方が良い、かもしれないという結論に達しました。