学びについて考えてみました。天才は、努力を努力と思わずに当たり前のこととして行っている、天才は努力の天才なんだよ。と、言っている人がいました。知らないことを知る喜び、そこには「楽しさ」があるのではないだろうか? では、どうすれば学ぶことを「楽しい」と感じられるのだろうか?
勉強をする時の2つの環境
勉強をする時の環境を大きく分けると、心の隙間を激しい音で埋めるか、音をシャットアウトして心を無にするかの2種類あります。
わたしは無音に近い状態ではないと集中して勉強することができません。ヘッドフォンをして音楽を聴きながら机に向かう人が不思議でなりません。音楽を聴きながら勉強することを試みたことがありますが、リズムや歌詞に心が引っ張られてしまいました。音楽を聴きながらの勉強は、わたしには向いていないようです。
音を遮断するといっても、生活音が少しするくらいの環境なら気にはなりますが何とか大丈夫です。テレビが点いていても、音を小さくしていれば集中して取り組むことができます。無音に近ければなおいいということです。そう考えると、家より静かな図書館という施設は、勉強するには最適な場所といえます。
勉強法
勉強って、しなくてもよくなると「しておけば良かった」と思いがちです。もしも時間が戻ったとしても、勉強しないんですけどね。
育児方法など生活に関することは別として、昇任試験や資格取得のためなど、大人になっも必要に駆られて学ばざるを得ない時があります。
また、「学ぶ」ということは、好きな趣味の知識を深めたいという時にも用いられる言葉です。何かの試験やテストの勉強だけが学ぶことではありません。学問的なことを学ぶのが趣味という人もいると思いますが、いずれにせよ、好きなことのためならば学ぶことに苦痛を伴うことはありません。
好きなものに変えてしまえばいいのです。私の場合は、日本のポップカルチャーを代表するアニメというフィルターを通すことで「好き」に変換します。化学なら「Dr.STONE」。キャンプの楽しみ方やマナーなら「ゆるキャン」。酪農なら「銀の匙Silver Spoon」など。
化学や工作にはあまり興味はありませんでしたが、「Dr.STONE」を見てモノづくりについて興味を持ちました。リアルで作るとどんな風になるのか気になったので、YouTubeで動画を探してみました。ミニ四駆に蒸気機関を載せて走らせるという動画があって、作る過程から見ることができて面白かったです。
学研グループの「学研ステイフル」から組立式の工作キットが発売されています。最初から鉄板を加工したり配線を繋いだりするのは危ないし難易度も高いので、まずは工作キットで「仕組み」を学ぶところから始めると心が折れなさそうです。
トーマスエジソンによって開発された蓄音機の仕組みを応用した実験キット。自分の声をコップに録音したり再生できたりします。(Amazon商品説明文より)
自らの声を付属の録音用シートや不要になったCD-ROM等に録音したり、再生したりといった実験もできます。自分で組み立て動かすことで、音の原理がわかります。(Amazon商品説明文より)
襖でも壁でも白い背景であればどこでもスクリーンになります。ハンドルを手で回すと、当時の懐かしい映像がスクリーンにおどります。高輝度白色LEDで大画面の画像がクリアに映せます。8ミリフィルムは、シングル・スーパーもダブルも両方ともかけることができます。今のビデオカメラとは、まったく質感の異なる独特の映像が、あなたを懐かしい空間へと誘うことでしょう。(Amazon商品説明文より)
大人が子供を探究心の泉へと導くときにもアニメは役立ちます。このように、アニメを入口として子供に興味を持たせることができれば、遊びの延長線で「学び」に繋げることもできるのではないかと思います。この「Dr.STONE」の実験みたいなことをリアルで行っているのが米村でんじろう氏ですね。
スポーツでも、海外のサッカー選手のインタビューで「子供の頃にキャプテン翼をテレビで観ていた」という話を聞くことがあります。オーバーヘッドキックやツインシュート、ドライブシュートなどをリアルで再現して遊ぶ中で、ファンタジスタが生まれるのかもしれません。知らんけど。
ブログを書く時の環境
勉強をする時は静かな方がいいですが、ブログを書いたり何か作業をする時には、テレビを見ながらだったり音楽を聴きながらだったりしています。
ブログに関しては、テレビを見ながらブログを書いているのか、ブログを書きながらテレビを見ているのか曖昧な時があります。
ただテレビをだらだら寝転びながら見ているより、2つのことを同時にできるので、生産性があり一石二鳥です。何より自分に合ったスタイルだなと思います。