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《お題》節分の思い出

今週のお題「わたしの節分」

ポイント
  • 節分の日は立春の前日。閏年により立春の日にちが変わると、節分の日も2月3日から1日ずれて前後することがある。
  • 豆撒きの豆は、大豆ではなく落花生を撒く地域もある。
  • 恵方とされる方角は16方位中、東北東、西南西、南南東、北北西の4つの方角だけ。

節分とは?

まず、「節分」という言葉の意味は、四季を分ける節目の日のことです。立春立夏立秋立冬の各前日のことで、本来は1年に4度ありました。古来日本では立春より一年が始まるとされていたことから、立春前日がいわゆる「節分」として定着しました。つまり、節分は1年が始まる前日、すなわち大晦日に相当する日といえるのです。ちなみに、節分の日は必ずしも2月3日ではなく、閏年(うるうどし)には2月2日や4日になることもあります。

2025年以降しばらくの間は4年に一度「2月2日」となり、2104年には120年ぶりに「2月4日」となる予定です。その前は120年前の1984年が「2月4日」でした。

節分の由来

一般的な節分行事は、「鬼は外、福は内」という掛け声とともに鬼に向かって豆を撒く、鰯と柊を玄関に飾る、そして歳の数だけ豆を食べるというものです。

由来を辿ればこの行事、悪霊払いの「追儺 (ついな)」と呼ばれる宮中行事から発展して生まれたと言われています。

追儺

古来、季節の変わり目には鬼(邪気)が生じるといわれており、奈良時代平安時代の宮中では、節分に陰陽師(おんみょうじ)によって旧年の鬼(厄)をはらう「追儺(ついな)式」が執り行われていました。これは俗名「鬼やらい」ともいわれ、中国で大晦日に行われていた儀式が7世紀頃に日本に伝来したようです。

豆まき

邪気を追い払うために、古くから豆撒きの行事が執り行われており、目に見えない疫病や天災、飢餓など想像を超える出来事は全て「陰」によるもの、すなわち「鬼の仕業」とされました。その邪気を追い払うための邪気払いが行われるのが節分です。

諸説ありますが、「豆」が「魔目・魔滅」の語呂合わせから、節分には魔除けの力が宿る豆で鬼の目を潰して魔を滅するという説もあります。

また節分の日には、柊の枝に焼いた鰯の頭を刺した柊鰯(ひいらぎいわし)と呼ばれるものを玄関に飾ります。柊のトゲと焼いた鰯の臭いと煙りによって鬼を追い払えるとされています。

節分の思い出

豆撒きの豆は、お祓いを行った炒った大豆が用いられますが、北海道・東北・北陸・南九州など一部の地域では殻付きの落花生を撒くそうです。撒いた後も拾って中身を食べることができるので、エコでもあり清潔ですね。

鬼役をやったことがありますが、豆を撒くというより豆を思いっ切り投げつけててくる人もいて、手や首の辺りなど素肌に当たると滅茶苦茶痛かった思い出があります。

家で豆を撒く時は、「鬼は外、福は内」の掛け声とともに回収しやすいように少量撒いて、ひっそりと済ませます。いつもは大豆ですが、今年は落花生にしてみようかと思います。

節分といえば、大阪発祥とされる「恵方巻き」というのも、今では随分と全国的に広まりましたね。恵方を向いて願い事をしながら1本食べ切るというものですが、まあ、切って食べています。

ニュースで見ましたが毎年、恵方巻きを作りすぎて大量廃棄されているという問題が取り沙汰されていました。廃棄といっても、豚をはじめとする家畜の飼料に再利用される取り組みもされているようですが、やはりロスが無いようになるのが一番いいですね。

恵方

恵方とは、歳徳神(としとくじん)という神様のいる場所を指します。年徳、年神様、正月様などとも呼ばれているそうです。

恵方の決め方は、十干(じっかん)という暦に基づいて決められています。十干とは「甲乙丙丁戊己庚辛壬癸」の10種類で、十二支「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の12種類と併せて干支(えと)を表すのに使うものです。

恵方は十干に基づき以下の表のように決められており、恵方とされる方角は16方位中、4つの方角しかありません。そして、4つの方角を5年周期で一巡します。

十干と恵方との関係
その年の十干恵方(16方位)
甲(きのえ)・己(つちのと)東北東
乙(きのと)・庚(かのえ)西南西
丙(ひのえ)・辛(かのと)南南東
丁(ひのと)・壬(みずのえ)北北西
戊(つちのえ)・癸(みずのと)南南東
恵方の一覧 10年間の早見表(2019年~2029年)
西暦節分の日十干十二支干支恵方
2019年2月3日己亥東北東
2020年2月3日庚子西南西
2021年2月3日辛丑南南東
2022年2月3日壬寅北北西
2023年2月3日癸卯南南東
2024年2月3日甲辰東北東
2025年2月2日乙巳西南西
2026年2月3日丙午南南東
2027年2月3日丁未北北西
2028年2月3日戊申南南東
2029年2月2日己酉東北東

まとめ

節分が2月4日というのは、かなりレアな年であるということを初めて知りました。それと、南南東の頻度がやや多いようですね。